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スケッチハイクの25年

昭和57年〜平成19年
和田 誠一

    スケッチハイクは平成19年で25年間継続し、この間の開催は23回を数えます。その発端はあるとき私と亡き福田正則さんとの雑談の中で、山行の合間や幕営地でスケッチブックを広げている姿に憧れながら、自分には無理だと思い込んでいる人が加盟団体の中にも居るはずだろうと言う話になり、福田さん曰(いわ)く「それなら、うちの会社に画家(その後12年間に渡って指導頂いた示現会・深沢盛仁先生)が居るから・・」と加盟団体に呼びかけて「スケッチハイク」を企画することになりました。
     深沢先生からこの提案に快諾を頂き、さっそく加盟団体に参加を呼びかけてみましたが反応がなく、急遽新聞で一般市民の参加者を募りました。
     昭和57年10月、紅葉の「尾瀬ヶ原」で初めてのスケッチハイクが開催されました。参加者は一般市民15名、深沢先生と横山協役員を合わせて20名。このようなことは先生も企画した役員も初めての行事でしたが、先生の丁寧な指導によって大好評を得ました。その後、この時の参加者有志で絵画クラブ「MORIの会」を結成し、現在でも積極的に活躍しています。
     平成4年9月にはスケッチハイク10回記念として上高地で開催されました。丁度この時は韓国山岳会京畿道支部(崔完春氏以下8名)が横山協を訪ねてきており、スケッチハイクと並行して韓国山岳会の人達には協会役員が涸沢から奥穂高・前穂高を案内しました。
     平成5年9月に行われた第11回夜叉神峠を最後に初回から指導して頂いていた深沢先生が降板し、翌年10月の12回瑞牆山からは第1回から参加していた湘風会の大石勝子先生にお願いすることになりました。なお深沢先生は現在、山梨県・八ヶ岳山麓にアトリエを構えています。
     現場で描いた作品の作品展は第1回から行われていました。最初は当時、横山協が会議等で利用していた県立紅葉ケ丘青少年会館の行事として毎年秋に開催していた「もみじの集い」に利用団体として協力して「スケッチ作品展」のブースを設けていました。その後のスケッチハイクが秋の行事として定着しているのも、その頃の作品発表の時期に合わせて実施していた名残りです。
     その後、紅葉ケ丘青少年会館の閉鎖にともない平成12年からは横浜駅西口ダイヤモンド地下街の一角を借りて開催し、大勢の買い物客や通行人に観て頂き、平成16年からは絵画展用に本格的に設備が整った市立岩間市民プラザのギャラリーを会場とした展示会となり、作品も水彩から油彩、パステル画まで参加者の個性を活かした多彩な作品展となって毎回多数の来場者を数え、出品された方々にとっても大きな励みとなっています。
     最後に深沢盛仁先生、大石勝子先生には、この稿を借りて感謝申し上げます。

《スケッチハイクの足跡 1999〜2007年》

注:第1回から第15回までは「創立50年記念誌」を参照下さい。

第16回 1999.11.12〜14 戸隠山連峰山麓 9名
第17回 2001.10.12〜14 南佐久・小川山山麓 8名
第18回 2002.10.25〜27 妙高連峰山麓 8名
第19回 2003.9. 26〜28 尾瀬沼周辺 8名
第20回 2004.10.15〜17 那須岳周辺 15名
第21回 2005.9.30〜10.2 八方尾根と安曇野周辺 10名
第22回 2006.10.13〜15 裏磐梯と五色沼周辺 17名
第23回 2007.11.9〜11 比良山系山麓 13名

第1回より延べ393名

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